
食事をする前に、ヨーグルトなどの乳製品を摂る事は、ダイエットや血糖値を急上昇させないと言われています。乳製品は太るという話もあるので、どちらを信じて良いのか迷ってしまいます。納得できない事はなかなか実践しずらいですよね。
そこで、どのような理由で、血糖値コントロールやダイエットに良いのかという理由を調べてみました。
ヨーグルトは食べたものの吸収を防ぐ
ヨーグルトなど、乳製品は消化されたものが胃から小腸に送られるスピードを緩やかにする作用があります。ゆっくり少しずつ送られてくるので、分解してもブドウ糖の量はわずかです。よって、吸収される量が少しで済むという訳です。
必要な量はどのくらい?
例えば、無糖ヨーグルトなら92g。これがどのくらいかというと、カップ2分の1ほどです。そして牛乳なら100mlです。これで血糖値の上昇を3割~4割に抑えられます。
ヨーグルトには、乳酸菌などの善玉菌がたくさん含まれています。善玉菌の働きは、腸内環境を整えるので便秘改善や肌荒れ改善などの効果もあります。しかし、これだけじゃないのです。
インクレチンが鍵
乳製品に含まれる乳清たんぱくは、インクレチンというホルモンを小腸から分泌させます。それがきっかけでインスリンの分泌を促してくれます。
もし、すい臓がインスリンをあまり出せなくなったら、肝臓でブドウ糖を蓄積する事ができませんし、エネルギーとして使う事ができなくなってしまいます。そして血液中にはブドウ糖が溢れ、高血糖の状態が続いてしまうのです。
ですので、乳製品は食べ過ぎれば太るかもしれないけど、適切な量なら血糖値の急上昇を抑えてくれるという事が分かりました。
まとめ
食前の乳製品の効果
- 血糖値の上昇を緩やかにしてくれる
- インスリンの分泌を促してくれる
おまけに、腸内環境改善、肌荒れ予防、花粉症予防も!
私は、花粉症でもあるので、ヨーグルトを食べるのは一石二鳥です。これからはスーパーの安売りの日に、ヨーグルトを買いだめしておこうかな♪